私達のプリンターは世界中で素晴らしい評価を獲得してきました。
オリジナルPrusa i3 MK2はテクノロジー系で名声のある雑誌 『Make:』の3D Printer Shootout 2017, 2018を2年連続受賞し、3Dhubs.com Trendのベストデスクトッププリンターとしても評価されました。またMK2Sは、同じく3Dhubs.com Guideの耐久力があり役立つ主力商品として過去最高のスコアを得て2018年のベスト3Dプリンター賞に輝きました。
Prusa Research は、チェコの3Dプリンター愛好家であり、メーカーであり、発明家であり、今や3Dプリンター業界でもっとも有名な人物の一人であるJosef Prusaによって、2012年一人で立ち上げられました。写真右にいる彼を知っているでしょう。
彼は、プラハ経済大学に在学中、3Dプリンターへの情熱を見出しました。それは2009年のことでした。当時の彼は、3Dプリンターは単なる趣味でしたが、変化や改良をもたらす素晴らしい新しい技術であると考えていました。その後、オープンソースのRepRapプロジェクトに参加し、それが歴史の始まりとなりました
私たちはとても小さな規模でスタートしました。投資家もいなければ、Kickstarterキャンペーンもありませんでした。ただ、計画を持った男がそこにいました。地下の小さな工房から、世界中に3Dプリンターのパーツを発送するための大量のピザの箱とともに。始まりはささやかなものでしたが、とてもエキサイティングなものでした。
時が経つにつれ、Prusa i3のデザインは、オープンソースであることから、世界中の多くのメーカーやホビイストに採用され、最も人気のあるFDM 3Dプリンターのデザインの一つとなりました。
そして今や、Prusa Researchでは600人以上が働いており、毎月9000台以上のプリンターをプラハの本社から世界中に直接出荷しています。私たちは、過去4年間で17118%の成長率を遂げ、中央ヨーロッパで最も急成長しているハイテク企業のNo.1 (Deloitte社 2018) となりました。また、Deloitte社の 2019年 BIG5カテゴリーでは、4527%の成長率でNo.1の座を獲得しています。
しかし、このような数字で賞賛されているにもかかわらず、Prusa Researchを訪れてみれば、それは、職人の工房を訪れているような感覚になるでしょう。プラハの古い巨大な工場の、8階にまで広がる工房です。私たちは、自分たちでハードウェアやソフトウェアを開発し、発明し、改良し、いじり、実験し、あらゆる種類の素晴らしいことをしています。
そして、私たちはルーツに忠実であり続けています。受賞歴のある当社のOriginal Prusa i3 3Dプリンターは今でもオープンソースであり、そのパーツの多くは他の3Dプリンターでプリントされています。だからこそ、他のプリンターのパーツを作成する500台以上のプリンター (2018年11月) が設置された大ホール「The Farm」もあるのです。
オープンソースがなければ私たちは存在しません。Prusa i3 3Dプリンターは、オープンソースマシンのアイデアから生まれ、私たちは今でもこの思想に忠実です。私たちが行っていること、販売しているものはすべてオープンソースです。これは何を意味しているのでしょう?すべてのソースコード、プリントされた部品、設計図、回路基板のデザイン…すべてが GitHub を通じて、誰でも自由に利用することができます。なぜなら、私たちはコミュニティを信じ、知識を共有できると強く信じているからです。